レノボ・ジャパンは11日、ソフトバンクのデータ通信サービス「SoftBank 4G LTE」と「SoftBank 4G」に対応したレノボ製タブレット「ThinkPad 10 for SoftBank」を発表した。発売は9月16日で、ソフトバンクの法人販売チャネル経由で販売する。

ThinkPad 10 for SoftBank

「ThinkPad 10」は、OSにWindows 8.1を搭載した10.1型タブレットで、レノボ・ジャパンが7月に発表済み。今回の「ThinkPad 10 for SoftBank」は、上述の「ThinkPad 10」にSoftBank 4G LTEとSoftBank 4G対応モジュールを搭載し、下り最大100Mbpsの通信が利用できる法人モデルとなる。1,024段階の筆圧感知に対応したデジタイザーペン「ThinkPad Tablet ペン」や、指紋認証、NFCも搭載する。

主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3795(1.59GHz)、メモリが2GB/4GB、ストレージが64GB/128GB、ディスプレイが10点マルチタッチ対応10.1型WUXGA(1,920×1,200ドット)液晶、OSがWindows 8.1 Pro Update 32bit(2GBメモリ/64GBストレージ時)/Windows 8.1 Pro Update 64bit(4GBメモリ/128GBストレージ時)。

インタフェースは、Micro HDMI×1、USB 2.0×1、MicroSDカードスロットなど。

通信機能はIEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、SoftBank 4G LTE、SoftBank 4G、SoftBank 3G。対応周波数は、SoftBank 4G LTEが1.7GHz/2.1GHz/900MHz、SoftBank 4Gが2.5GHz、3Gが2.1GHz/900MHz。

ラインナップは、Windows 8.1 Pro Update 64bit搭載の「20C1S00V00/LVSAC3」「20C1S00V00/LVSAC4」、Windows 8.1 Pro Update 32bit搭載の「20C1S00U00/LVSAC1」「20C1S00U00/LVSAC2」の4種類。このうち、「20C1S00V00/LVSAC4」と「20C1S00U00/LVSAC2」は、オプションの補償サービス「アクシデント・ダメージ・プロテクション」に対応する。

料金体系は、法人向けの「スマ放題 法人タブレットプラン」を利用する。同プランの料金では、たとえば法人タブレットを1台2年契約で利用する場合、基本料金が月額1,700円、Web基本使用料が月額300円、2GBのデータ定額パックが月額3,500円からとなる。