俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー主演最新作『サボタージュ』(2014年11月7日公開)の予告編が11日、公開された。
"破壊行為"という意味のタイトルがつけられた本作は、DEA(麻薬取締局)の活躍を描いたサスペンス・アクション。俳優人生45年、主演映画30本目という節目の今作で、シュワルツェネッガーは、DEA(麻薬取締局)最強の特殊部隊を率いるリーダー、ジョン・ウォートンを演じる。善人とも悪人とも言い切れない複雑な内面性を抱えるキャラクターで、これまでとは違う新たな"裏の顔"を見せる。
今回公開された予告編では、麻薬戦争の"神"とうたわれ、部下からも信頼される彼の姿と、その反面不敵な笑みを見せ、尋問にも屈さない姿からは、決意を感じさせる。映像の後半では、何者かに狙撃される衝撃シーンも映し出される。
本作でメガホンをとったのは、『エンド・オブ・ウォッチ』など、臨場感あるアクション描写に定評のあるデヴィッド・エアー監督。シュワルツェネッガーは「監督から頼まれたことはすべてやった。この映画に100%没頭しているからね。この映画のために多くの時間を割き、準備し、訓練し、リハーサルした。何カ月もだよ」と監督との作品作りを振り返る。
そして、「『サボタージュ』はしっかり書かれ、うまく作られた作品だ。デヴィッド・エアーは素晴らしい監督であることを証明したよ。深く掘り下げ、シーンに入り込み、より良い演技を求める。俳優を限界まで追い込むんだ」と監督の手腕を評価した。
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