エイチームのグループ会社である引越し侍はこのほど、「敬老の日に関する調査」の結果を発表した。同調査は、同社が運営する引っ越し比較・予約サイト「引越し侍」の利用者へ実施したアンケートを元に集計分析したもの。
祖父母や父母との同居率が最も高いのは「島根県」
「引越し前に祖父母、または父母(または祖父母と父母)と同居していたかどうか」についてのアンケート結果を都道府県別に分類したところ、同居率が最も高かったのは「島根県」だった。2位以降は、山梨県、山形県、新潟県と続き、TOP10は地方の都道府県がほとんどを占める結果となった。
同社が原因を分析したところ、「核家族の割合が少ない」都道府県が上位にきているのはもちろん、その他にも、「人口の減少率が高い」都道府県の上位が、同ランキングでも上位にきていることが分かった。
地方の都道府県は、就職や進学などをきっかけに、実家を離れて県外へ出ていく人の割合が高いため、人口の減少率も高くなる。反対に都会は、地方から出てきた人たちが多く集まるため、人口の増加率が高まり、同居率は下がる傾向にあると推測されるという。
敬老の日のプレゼントを贈る人の率が高いのは「大分県」
「今年の敬老の日に、祖父母・父母へプレゼントを贈る予定があるか」を聞いたところ、「ある」は38.0%だった。また、「プレゼントを贈る予定」と答えた人の割合がもっとも高かったのは「大分県」で75.1%と、70%を唯一越えた。以下「秋田県」「鳥取県」「和歌山県」「佐賀県」が60%台で続いた。