東京都渋谷区の新宿高島屋は18日~23日、「2014 TAKASHIMAYA イタリアンフェア」を開催する。
日本とイタリアの名シェフがコラボ
同フェアは、「南イタリア」をテーマに日本初登場のブランドや初輸入の商品を充実させ、初コラボレートの企画品なども揃えたという。日本人初の世界チャンピオンであるピザ職人の牧島昭成氏のスペシャルピッツァや、「アクアパッツァ」の日高良実シェフと100年以上の歴史を誇るシチリアの老舗「フィリッピーノ」が初コラボレートしたイートインなども登場。「イタリアをたっぷり楽しめるフェア」とのこと。
イートイン(リストランテ)では、シチリアの新鮮な魚を使った郷土料理を提供。「フィリッピーノ」のオーナーシェフであるベルナルディ・ルーチョ氏が来日し、広尾のイタリア料理店「アクアパッツア」との、イタリア料理の初コラボレートが実現する。メニューは「リコッタチーズとピスタチオのフェデリーニ」(1,728円・税込)、「メカジキの包み焼き」(2,376円・税込)など。
また、2010年度ナポリピッツァ世界選手権ピッツァナポレターナS.T.G.部門(大会メイン部門)において日本人で初めて優勝し、日本人で唯一の「ナポリピッツァ世界大使」などを務めたシェフ・牧島昭成氏が、イタリアでの修行時代に出会った味を再現。ピスタチオの生クリームソースにモッツァレラ、サルシッチャ(イタリア伝統のソーセージ)を合わせた特別限定メニューとして提供する。「ピッツァ・アントニオ」(1,944円・税込)。加えて、世界選手権の際につくった「マルゲリータ・エクストラ」(1,026円・税込)も登場する。
日本初輸入の商品を多数販売
ドルチェでは、南イタリアのチョコレート店「マーリオ」が日本初輸入販売。イタリア産のピスタチオやアーモンドが入ったダークチョコレートバーなどを提供する。また、イタリアの手作りジェラート「クレマモーレ」も登場。同店限定の「シチリアレモン」「ブラッドオレンジ」を含め、全18種類のジェラートを販売する。
オリーブオイルでは、自家栽培のオリーブを完全に熟していない段階で手摘みして、その日のうちに石臼で抽出するという特徴的な製法で作られた、「ガブリエッローニ」を初輸入。酸度わずか0.2%という珍しいオリーブオイルで、ロサンゼルスインターナショナルコンペティションにて4年連続金賞を受賞した「ラウダート」(3,456円・税込)、2014年国際単一種オリーブオイル品評会で金賞を受賞した「アスコラーナ」(3,456円・税込)などを販売する。
グロッサリーでは、1994年より有機食品の生産を開始した「ビオイタリア」のパスタ、ジュース、はちみつ、オリーブオイルなどを販売。惣菜では、保存料や科学調味料を一切使用せず、全て手作りのレストランの料理に近い状態で惣菜を提供する「アントニオズ・デリ」が実演販売。チーズでは、「インヴェルニッツィ社」から輸入したヤギのゴルゴンゾーラなどを販売。ハムでは、ボローニャで伝統的につくられてきた「レボーニ」のモルタデッラ(加熱ハム)を実演販売。
また、島ワイン特集コーナーでは、サルディニア島から日本初登場となる「スエンツ」、シチリア島の、自然との調和を尊重して造りあげた島ワイン「ユーデカ」、プロセッコ(発泡ワイン)の「コルサリス」などを販売する。
場所は東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目24番2号 新宿高島屋11階催会場。時間は10時~20時(金土曜は20時30分)。