パナソニックは10日、ジャーポット「NC-SU」シリーズを発表した。時間帯に応じてヒーターのオンとオフを自動で切り替える機能などによって省エネ性能が向上した機種。発売は10月20日。価格はオープンで、推定市場価格は容量4Lの「NC-SU404」が26,000円、容量3Lの「NC-SU304」が25,000円、容量2.2Lの「NC-SU224」が24,000円だ(いずれも税別)。

「NC-SU」シリーズ(写真はNC-SU224)

「NC-SU」シリーズは、家庭ごとに使用パターンを記憶して、使わない時間帯に自動でヒーターをオフにする「学習省エネ」機能を備えるジャーポット。内容器には真空断熱材「U-Vacua(ユーバキュア)」が採用されており、U-Vacuaが内容器周りの放熱をシャットアウトして保温性能を高めるので、保温中の電気代を抑えられる。また、通常の湯沸かしのように100度まで沸騰させずに設定温度で湯を沸かす「お好み温調」機能も搭載。

サイズと重量は「NC-SU404」がW24.7×D34.5×H33.9cm/3.4kg、「NC-SU304」がW24.7×D34.5×29cm/3.1kg、「NC-SU224」がW24.7×D34.5×H25.3cm/2.9g。いずれのモデルも給湯量を4段階で調節できるほか、コーヒーのドリップに適した「カフェ給湯」モードを搭載している。また、自動で充電するのでコンセントにつないでいなくても8~10時間はコードレスで給湯可能だ。カラーはブラウン。

パナソニックは、U-Vacuaとお好み温調を採用したコードレス給湯対応の「NC-HU」シリーズ、U-Vacuaとお好み温調を採用した「NC-BJ」シリーズ、備長炭内釜を採用したコンパクトサイズの「NC-EJ」シリーズも同日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は「NC-HU304」が18,000円、「NC-HU224」が17,000円、「NC-BJ304」が13,000円、「NC-BJ224」が12,000円、「NC-EJ304」が9,000円、「NC-EJ224」が8,000円だ(いずれも税別)。