KADOKAWAのブランドカンパニー、角川マガジンズは10日、角川SSC新書の新刊『タクシー運転手になって人生大逆転!』を発売した。著者はカリスマタクシードライバーとして知られる下田大気(ひろき)氏。価格は760円(税別)。

直木賞作家・志茂田景樹氏を父に持ち、高校時代に芸能界デビューした著者は、10代で起業するも、カジノ、風俗、酒に溺れて24歳で自己破産。その後も芸能プロダクション経営を失敗するなど、32歳にして2度目の破産を経験する。しかし、タクシー運転手になった途端、人生が一変。1年目で年収800万円、いまや年収2,000万円を得ているという。

「金なし、ツテなし、取り柄なし」の"ダメ人間"はいかにして這い上がったのか。同書は、タクシー運転手に学んだ「人生大逆転」の自己管理術を紹介する。

『タクシー運転手になって人生大逆転!』表紙

内容は、「第1章 いかにダメ人間・下田大気はできあがったか」「第2章 失意の社会人、生き地獄は2度やってきた」「第3章 32歳秋、タクシーに出会い人生が変わった」「第4章 人、金、時間。タクシーで学んだ自己管理術」など。志茂田景樹氏によるコラムも掲載する。

著者の下田大気氏は1976年東京生まれ。作家・志茂田景樹氏の二男。高校卒業後、数々の事業に手を出すもことごとく失敗。24歳で借金を4,000万円背負い自己破産した後、32歳で2度目の破産。しかし、同年タクシー運転手に転身し、成功を収める。現在は、人材紹介やコンサルティングなど、タクシー業界で広く活躍している。