現地時間9日に開催されたアップルのスペシャルイベントにて、新たにiPhone 6、iPhone 6 PlusおよびApple Watchが発表されたが、その陰でひっそりアップルのWebサイトから消えたアイテムがある。
ひとつはiPod classic。160GBとiPodシリーズの中では最も大容量で、液晶画面+タッチホイールという初代iPodの面影を残した唯一の製品だった。
もうひとつはiPhone 5cで、こちらはオンラインのApple Storeからは削除されているものの、iPhoneのラインナップ比較ページには記事執筆時点で8GBモデルが残されている。
同イベントでプレゼンを行った同社CEOのTim Cook氏は、iPhone 6/6 Plusのラインナップ紹介に続き、iPhone 5cについて「キャリアの設定によっては無償で提供される」と述べている。
日本国内でiPhoneを取り扱う各キャリア広報に、この点について対応予定を確認したところ、ソフトバンクではiPhone 6/6 Plusに合わせてiPhone5cは実質無料で契約が可能になっているという(アップルの発表を受けての対応ではないとのこと)。また、5sに関しても取り扱いを継続する予定。NTTドコモは5s/5cともに取り扱いは継続するが、価格等についてはコメントを控えるとしている。KDDIは現時点では検討中で、決定次第発表されるとの回答だった。