今季休養中のフィギュアスケーター・浅田真央と姉でスポーツキャスターの浅田舞が9日、神奈川・横浜市内のスタジオで行われた、「ストナシリーズ新CM発表会」に出席した。
佐藤製薬は、2010年からかぜ薬「ストナシリーズ」のイメージキャラクターを務める真央を起用した新CM「ストナの唄」編を放映中。同CMでは、かぜの症状に悩む姉の舞に、赤・白・黄の3色のドレスを着た真央が、歌って踊りながら商品をアピールする内容となっており、姉妹の歌声も見どころとなっている。
CM撮影の様子を披露した真央は、舞と一緒に生歌を披露。姉妹揃ってカラオケ好きだと明かした舞が、「最近は2人で『アナと雪の女王』の主題歌を歌いました」と明かすと、真央は「姉妹の物語だから2人で歌いたくて」とはにかみ笑い。撮影現場では、真央がロングヘアをバッサリと切って周囲を驚かせたそうで、「イメージチェンジをしたくて切ってもらいました。休養中だからこそできたこと。新鮮な感じで気に入ってます」と明かすと、舞も「急に切るって言い出して……。私たちも断髪式のように楽しみました」と妹の決断に驚いたようだった。
また、「今シーズンは休養して何がやりたいかを考える時期。もうすぐ大学も始まるので、やりたい事ややるべき事を全力でやっていきたい」と力強く語った真央。発表会終了後の報道陣の取材で、「シニアに入ってから、毎年レベルの高いものをやりたいと思って頑張ってきた」とこれまでの選手生活を振り返った真央は、同年代のアスリートである錦織圭選手が全米オープンテニスで惜しくも準優勝だったことを受け、「ここまでたくさんの試合をこなして決勝まできたと思う。本当に日本人初の快挙なので、『おめでとうございます』と『お疲れ様でした』と言いたい」と健闘をねぎらった。