タレントがレモンを手に表紙を飾ることでもおなじみのテレビ情報誌『ザテレビジョン』(KADOKAWA)が9月10日発売の通算1620号でリニューアルされたことに伴い、表紙にまつわるさまざまなエピソードが同誌より発表された。
これまでで最も多く表紙に登場したのはSMAPの木村拓哉で計82回。1982年9月22日に創刊され、記念すべき第1号の表紙は薬師丸ひろ子がレモンをかじるポーズで飾り、篠山紀信が撮影した。しかし、2号から176号までのおよそ3年半は"レモンなし"。177号の荻野目洋子の表紙以降、「フレッシュなテイストを表現する小道具」として復活する。3回表紙に登場した長渕剛は最初の2回はレモンを持たず、ようやく3回目で"レモンポーズ"が実現。Twitterなどでも話題となった。
創刊初期には、特に海外アーティストやスポーツ選手など幅広い著名人が表紙を飾っている。最初に登場したのはテニスプレイヤーのジョン・マッケンロー。その後、マイケル・ジャクソン、マドンナ、シンディ・ローパーなどの海外アーティストはもちろん、故ダイアナ英皇太子妃などテレビだけにとらわれることなく時代を映した著名人たちにスポットを当てていた。
連続ドラマのクールごとに発表される企画「ザテレビジョンドラマアカデミー賞」。最年少受賞者は『マルモのおきて』の芦田愛菜で、最優秀主演女優賞を6歳10カ月で受賞。一方、最年長記録は平良とみの72歳5カ月で、助演女優賞を『ちゅらさん』で受賞した。