海洋堂は、カプセル入りフィギュアブランド「カプセルQミュージアム」から、「日本の動物コレクション7八重山諸島/ヤマネコの島」を9月20日に発売する。
ヤマネコの島に生きる動物たちのフィギュア
「カプセルQミュージアム」は、キャラクターものではなく、自然科学や文化、芸術などを題材にしたカプセルトイ。動物・恐竜・芸術・妖怪・戦車・食文化など、様々な森羅万象をモチーフに展開している。
「日本の動物コレクション7八重山諸島/ヤマネコの島」は、動物造形家・松村しのぶ氏が、すべての動物の造形と解説を担当した。日本最南西端、八重山諸島に生きる亜熱帯動物たちをモチーフとしている。
ラインナップは全部で7種類。西表島のみに棲息する希少種「イリオモテヤマネコ」や、幅広く立派な翼を広げた「カンムリワシ」は、今にも動き出しそうなほどリアルだ。
「ヤエヤマセマルハコガメ」は殻を破りふ化したばかりの姿を生き生きとした造形で表現した。
与那国島の固有亜種「ヨナグニキノボリトカゲ」や、熱帯地方では最も危険なサメとされる「イタチザメ」も、模様やシッポ、ヒレまで細かく再現している。
世界最大の蛾「ヨナグニサン」は、羽の模様はもちろん、前翅(ぜんし)の先端にあるヘビの横顔のような模様も再現した。
縁が反(そ)っているということから「フチゾリネッタイコシビロダンゴムシ」と名づけられたダンゴムシもラインナップしている。
価格は1回300円(税込)。