富士重工業は、9月8日に同社の自動車工場見学施設「スバルビジターセンター」の見学者数が累計100万人に達し、記念式典を開催したと発表した。

「スバルビジターセンター」外観

スバルビジターセンターは、同社の創立50周年記念事業として2003年7月15日に開設。工場見学などで群馬製作所矢島工場(群馬県太田市)へ来訪した人に向けて、歴代のスバル車を展示するとともに、水平対向エンジンやシンメトリカルAWDなどの同社コア技術や、環境への取り組みをわかりやすく解説したギャラリーを設けている。

小学校の社会科では「日本の工業生産」の学習に自動車産業が取り入れられていることから、多くの小学校が学習の一環としてスバル車の製造工程を見学しており、毎年10万人前後の見学者のうち、約9割は社会科見学の小学生とのこと。

小学生を中心に楽しくわかりやすく学べることを目的としたWebサイト「ファクトリーストーリー」も開設しており、工場見学で各製造工程の案内役として登場する個性的なキャラクターたちをWebサイトにも登場させ、工場見学とWebサイトに連動性を持たせている。