NEXXは9日、手書き文字をそのままデジタル化できるデジタルペンの新製品「MyInk」を発表した。同日より販売開始し、価格は税別18,300円。日本語・英語・中国語の文字や表、イラストなどを認識できるほか、レイアウト補正能力や検索性が高まったことが特徴。
小型レシーバーを手書き用紙の上部中央に取り付けることで、専用電子ペンで記入した文字を自動的にデータ化できるデジタルペン。テキストに加え表・図・イラストなどもデジタル化できるほか、PC/iOS向けアプリケーション「WorldNote」と組み合わせ、文字列の傾き補正や左寄せ整列、手書き文字の色分けなどレイアウト補正や、画像データのインポートなどが行える。
作成したデータは「ノート」として保存され、自動付与される作成日時などのメタデータのほか、ノート名、キーワード、説明をユーザーが入力でき、キーワード検索が行える。ユーザーによるブックマークや日時データなどのメタデータによる並べ替えもでき、同時に作ったノートは、1つのファイルに結合され名前を付けて保存できる。ノートのグループ化も可能。
製品は、デジタルペンが紙にタッチするとスイッチがオンになり、レシーバーの両端に内蔵された超音波素子との3点間測定でペンの位置を計算し、筆跡をデータ化してレシーバーに取り込める仕組み。データの閲覧や編集、保存は、PCやiOSデバイスとBluetooth/USB接続して行う。なお、USB接続はPCのみ対応。
エクスポート先と形式は、PCの場合Dropboxとローカルフォルダで、PDF、JPG、wnxf、Word、TXTに対応。iOSデバイスの場合Dropboxとメール添付で、PDF、JPG、wnxfに対応する。