ソニーは9月9日、密閉型のノイズキャンセリングヘッドホン「MDR-ZX110NC」を発表した。発売は10月24日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は5,000円前後(税別)。
騒音を95%低減するアナログ方式のノイズキャンセリング機能を搭載するヘッドホン。ノイズキャンセリング機能を使用するには単4形乾電池1本が必要で、単4形アルカリ乾電池使用時の連続動作時間は約80時間となっている。なお、ノイズキャンセリング機能をオフにして、通常のワイヤード(有線式)ヘッドホンとして使用することも可能だ。
300kj/m3の高磁力ネオジウムマグネットが高い音の解像感を実現し、クリアな中高音と豊かな低音の再現を可能にするとともに、イコライザーにより低域から中域までバランスの取れた高音質を実現する。
主な仕様は、型式が密閉ダイナミック型で、ドライバーユニットのサイズが30mm、感度が115dB/mW(電源オン時)、110dB/mW(電源オフ時)、再生周波数帯域が10~22,000Hz、インピーダンスが220Ω(1kHzにて、電源オン時)、45Ω(同、電源オフ時)、最大入力が28mW(IEC)となっている。コード長は約1.2m、入力プラグは金メッキL型ステレオミニプラグ、質量は約150g(コード除く、乾電池含む)だ。
なお、ハウジング部は持ち運びに便利なよう、フラットな状態に折りたためるようになっている。