無印良品を企画、開発する良品計画は12日~29日、無印良品の新しい魅力を紹介する「発見祭」を全国の大型店10店舗において開催する。

ハギレとハギレを組み合わせ、新しいスツールカバーに再生する

"ためてつなげるものづくり" 「POOL」がスタート

期間中は、無印良品の新しい取り組み「POOL」が期間限定でスタートするほか、一人一人の買い物をサポートする専門スタッフの紹介を改めて実施する。

「POOL」はものづくりの過程で発生するハギレや端材、流通の過程で発生するキズ・汚れなどで販売できなくなった商品をためておき、様々な企業・クリエーターとつながりながら、新たな価値のある商品に再生させる取り組み。無印良品は製品のサービスだけでなく、「社会のしくみをデザインすること」も心がけているという。

活動を始めるにあたり、ファッションブランド「mina perhonen」のデザイナ―皆川明氏にものづくりの監修を依頼。皆川氏は、オリジナルデザインの生地による服作りを行い、国内外の生地産地と連携して素材や技術の開発に注力している。

第1回目の「POOL」は、こだわりの布づくりの生産過程から出てくるハギレとハギレを組み合わせ、新しいスツールカバーに生まれ変わらせた。今回は、皆川氏率いる「mina perhonen」とテキスタイルデザイナーの須藤玲子氏率いる「NUNO」が提供したハギレを使用。全10種類の中から、数量限定でオーダー可能となる。

展開するのは、「ブナ材スツール・丸用カバー/mina perhonen × NUNO」(全2種 6,900円・税込み)、「ブナ材スツール・丸用カバー/mina perhonen × MUJI」(全4種 4,900円・税込み)、「ブナ材スツール・丸用カバー/NUNO × MUJI」(全4種 4,900円・税込み)。なお、スツールカバーは別売の「ブナ材スツール・丸・布座」専用カバーとなる。

また期間中は、「ぴったりを探そう」をテーマに、商品知識豊富な専門スタッフが来店者の買い物を様々な形でサポート。2万円(税込み)以上の購入で配送料が無料となるサービスも実施する。

展開店舗は、有楽町、池袋西武、渋谷西武、丸井吉祥寺店、ラゾーナ川崎、グランフロント大阪、難波、イオンモール京都、札幌ステラプレイス、MUJIキャナルシティ博多の各店。