米Motorola Mobilityは5日(現地時間)、Android Wearを搭載したスマートウオッチ「Moto 360」を発売した。価格は249.99ドル。日本での発売日や価格は明らかになっていない。
Moto 360は、2014年6月にGoogleが開催した「Goolge I/O 2014」にてAndroid Wear搭載端末として発表されており、今夏発売予定とされていたスマートウオッチ。このたび米国では5日に発売された。丸型のクラシックな腕時計型デザインが特徴だ。
Android Wearを搭載しているので天気予報、次の予定、メールの受信などの情報を整理して、ユーザーが必要なタイミングで知らせたり、「OK Google」の呼びかけでメールへの返信、検索、メモなどを音声操作で行える。歩数計、心拍計を搭載しているため、ライフログを記録することも可能だ。
主な仕様は、OSがAndroid Wear、CPUがOMAP 3。Bluetoothのバージョンは4.0 LE。バッテリー容量は320mAhで、ワイヤレス充電方式を採用している。丸型のディスプレイは1.56型液晶。重量は49g(レザーバンドモデル)。IP67相当の防水性能を持つ。対応端末はAndroid 4.3以上を搭載した端末だ。
リストバンド部分はブラックレザーとグレーレザーを選択できる。ストーンレザーは年内に発売、ライトメタルとダークメタルは近日中に発売する。