アラタナは、社員の成長機会を積極的に提供できる職場環境の整備を目指して、企業間留学制度「クロスターンシップ」を導入する。
国内企業と連携してキャリアアップ
同制度は、同社と参加企業との間で一定期間社員が入れ替わって業務に就くという取り組み。双方の企業で新たな視点を取り入れて業務を改善できるという企業側のメリットと、入れ替わった社員がお互いに未経験の業務に就くことでキャリアアップにつながるという社員側のメリットも両立できる同社オリジナルの人事制度となっている。
第一期は、求人情報を中心としたインターネットメディア運営会社であるリブセンスに約1カ月間留学する。留学生は留学先企業の仕組み・視点・課題解決方法などを学び、自社へフィードバックすることで、自身と企業の成長を加速させることを目標としている。
留学期間中は日報・週報を通して活動内容を報告するほか、留学期間終了後には留学先・自社の両社に向けて課題と改善提案のプレゼンを行い、その後1年間の活動計画を発表する。
今後は、年2回程度のペースで同制度を実施する予定だという。参加企業は、第一期の派遣先であるリブセンスに続き、イラストコミュニケーションサービス「pixiv」を運営するピクシブなどが予定している。