9月中に発売されると噂の新型iPhone(以下iPhone 6)。日本での販売が開始されたら、これまで通り争奪戦が予想される。そんなiPhone 6について「ガラケー(従来型携帯電話)」ユーザーはどう思っているのだろうか。ガラケーユーザーのマイナビニュース会員500人を対象に新型iPhoneが欲しいか聞いてみた。

なお、新型iPhoneについては呼称等も含め全て未発表である。本稿では新型iPhoneを「iPhone 6」として記載している。

iPhone 6が欲しいガラケーユーザーは約2割

まずは、単刀直入にiPhone 6が欲しいと思うか聞いてみた。

「iPhone 6」が欲しいですか?

結果は、500人中388人、約8割の人が「いいえ(いらない)」と回答。残りの112人、約2割の人が「はい(欲しい)」と回答した。「iPhone 6人気ないじゃん!」と思った読者は甘い。これだけスマートフォンが世の中に浸透しているなか、ガラケーを使っている人たちなのだから、強いこだわりを持ってガラケーを使っているに違いない。(もちろん、スマートフォンとガラケーを2台持ちしているユーザーも多いだろうが)むしろ、「2割の人を振り向かせたiPhone 6すげー!」と思うべきだと思う。

とは言うものの、なぜ「いいえ」と回答したのか理由を聞いてみた。

「欲しくない」と思う理由として近いものを以下より選択して下さい。(複数回答可)

「手持ちの機種に不満がないから」が圧倒的多数だと思ったのだが、意外にも「値段が高そう」が388人中228人、約6割で一番多かった。複数回答であるとはいえ、価格が抑えられれば「欲しい!」と考えるガラケーユーザーが多いのかもしれない。

また「壊れやすそうだから」(37人、約1割)も気になった。筆者の個人的感想だが、ガラケーを使っていた時はあまり故障しなかった気がする。スマホに機種変更してからの方が電源が急に落ちたり、電波が急に途切れたりといったことが多い(故障というより、不具合だが)。

周りの友人や知人から、そうした情報を聞いてスマホに機種変更することを躊躇しているガラケーユーザーも多いのかもしれない。

また、「その他」と回答した人の意見は、「どんなにスマホが普及しても自分はガラケーを使い続ける」という、気合いの入った意見から、「スマホの大きさが気に入らない。ガラケーの方が手に収まって持ちやすい」という実使用面での意見が多かった。