兵庫県神戸市で、ヘンゼルとグレーテルの世界をオルゴールで奏でるイベント

兵庫県神戸市の六甲オルゴールミュージアムは11月25日～12月25日、「オルゴールミュージアムのクリスマス "ヘンゼルとグレーテル"とお菓子の家」を開催する。

大型のアンティークオルゴールでオペラを演奏

同イベントは、毎年クリスマス・シーズンにドイツのクリスマスをコンセプトとして館内を演出する同館で、おなじみのクリスマス・ソングと共にオペラ「ヘンゼルとグレーテル」の楽曲を演奏するというもの。また、ヘンゼルとグレーテルの物語にちなみ、「お菓子の家」を展示する。開催期間中の12月21日までは、来館者の中から抽選で5名にクリスマス・ソングの神戸オルゴールがプレゼントされる。

演奏を行う楽器類は、ポリフォン54型「ミカド」(ディスク・オルゴール)、オルガネッタII型(手回しオルガン)ほか。演奏曲は、フンパーディンク作曲、オペラ「ヘンゼルとグレーテル」より「魔女の騎行」「こびとが森に立っている」ほか。

開始時間は10時30分、11時30分、12時30分、13時30分、14時30分、15時30分、16時30分。各回約15分間。なお、毎時00分から行う別プログラムのコンサートでは「きよしこの夜」など定番のクリスマス・ソングを演奏する。コンサートは入館料のみで観覧できる。

「お菓子の家」では、若手パティシエが作ったお菓子の家の展示を行う。展示作品は、兵庫県洋菓子協会が主催する「クリスマスケーキ コンテスト」の「ヘクセンハウス」(ドイツ語で「魔女の家」の意味)部門にて本年度入賞した作品5点。今年56回目を迎えるこのコンテストでは、スイーツの街神戸からも多くの名店が毎年参加し、高い技術を競い合っているという。

自動演奏楽器の音色を聴きながら食事を楽しむイベントも開催

また、特別コンサートとして、12月13日、14日、20日、21日、23日、24日の各日18時～20時30分には「オルゴール・クリスマス・ナイトコンサート」を開催する。オルゴールの解説や製作、ショップ、カフェなどのミュージアムスタッフが行う手作りのコンサートで、同館併設のシュトラウス・カフェの食事や飲み物と共に、オルゴールなどの自動演奏楽器で、おなじみのクリスマス・ソングや賛美歌を観賞できる。また、ゲストにハンドベルグループを招き、クリスマスにふさわしい澄んだベルの音色も楽しめるという。料金は6,500円(コンサート・食事・プレゼント・税込)。事前予約制。

場所は兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲4512-145。営業時間は10時～17時(16時20分受付終了)。会期中は木曜休(12月25日除く)。入館料は大人(中学生以上)1,030円(税込)、小人(4歳～小学生)510円(税込)。