JR東日本は5日、えきねっと会員を対象とした「えきねっとポイント」サービスのポイント付与方法と付与ポイント数見直しについて発表した。
全国の新幹線や在来線特急列車の指定席を利用する場合、現在は自社・他社列車共通で普通車20ポイント・グリーン車40ポイント・グランクラス50ポイントを付与しているが、今後はこれを変更。発券媒体(指定席券売機・チケットレス申込・みどりの窓口)ならびに自社列車と他社列車に応じてポイントを付与する方式とし、列車の設備別(普通車・グリーン車・グランクラス)のポイントの差はなくなる。
変更後のポイント数は、自社列車の指定席券売機とチケットレス申込みが30ポイント、みどりの窓口20ポイント。他社列車の場合は指定席券売機20ポイント、みどりの窓口10ポイント。なお、これまでは払戻しを行った場合でもポイントを付与していたが、今後は購入した場合のみとする。変更は2015年2月1日以降の乗車に適用される。
その他、JR東日本の新幹線と一部の在来線特急列車で設定している「えきねっと」会員限定のお得なきっぷ「えきねっとトクだ値」の設定区間追加も発表された。2015年2月1日以降、新たに東京・上野・大宮~角館・大曲間、仙台~角館・大曲間、盛岡~秋田間、宇都宮~仙台間、高崎~新潟間の各区間が追加される。新規設定区間の「えきねっとトクだ値」は2015年1月1日から販売開始となる。