Samusng Electronicsは、世界最大級の家電見本市「IFA 2014」の開催を前にプレスカンファレンスを開催し、タフネス性能を備えたタブレット「GALAXY Tab Active」を発表した。Samsungのタブレットとしては、初めての業務用端末で、防水防塵、耐衝撃性能を備えている。
IFAのプレスカンファレンスでは、ドイツ鉄道などの法人向けビジネスの説明の中で、突然明らかにされたのが「GALAXY Tab Active」。同社のGlobal B2B CenterのシニアバイスプレジデントBC Cho氏が「法人限定の最初のタブレット」として紹介された。
GALAXY Tab Activeは、OSにAndroid 4.4、セキュリティ機能としてKnoxを採用したAndroidタブレット。ディスプレイサイズは8インチWXGA(1280×800)、1.2GHz駆動のクアッドコアプロセッサを搭載する。
Bluetooth 4.0 、802.11a/b/g/n、NFC、そしてLTE/3G対応の津新機能を備え、本体サイズは126.1(W)×212.9(H)×9.75(D)mm、388gで、同種のタブレットの中で最薄、最軽量だという。
バッテリは4,450mAhで、駆動時間は公称で10時間。バッテリの取り外しも可能になっている点が法人向けらしい配慮だ。有効画素数310万画素のカメラも備えている。
1.2mからの落下に耐える耐衝撃性能、IP67の防水防塵性能を備えており、さまざまなビジネスの現場で安心して利用できる点をアピールする。S-Penには対応しないが、「C-Pen」を内蔵しており、ペン操作にも配慮した設計になっている。
基本的にはビジネス向けのため、市販されるかどうかは不明だが、タフネス性能を備えたタブレットとしてはコンパクトで軽量になっており、業務向けに最適な製品に仕上がっているようだった。