東京タワーが年に1回だけの"中秋の名月"特別ライトアップ--サンマ祭りも!

日本電波塔は9月8日、東京都港区の東京タワーで特別ライトアップほか各種イベントを開催する。

通常は昼間だけ歩ける外階段を夜間も開放

中秋の名月にあたる9月8日は、特別ライトアップ「お月見ダイヤモンドヴェール」が点灯する。

「名月と光との共存」というメッセージが込められており、月を引き立てるために東京タワーの上半分を消灯、「アクア・ブルー」のダイヤモンドヴェールを点灯するという、年1回だけの貴重なライトアップを行う。

大展望台には100個のキャンドルを並べ、「夜景×月明かり×キャンドルの灯」で癒やし空間を演出する。日時は9月8日、日没～22時。雨天決行。

また当日は、高さ150mの大展望台まで約600段の階段を歩いて昇ることができる「お月見階段ウォーク」を実施する。

通常東京タワーの外階段は、基本的に土日祝日の昼間(11時～16時)限定のイベントとして開放しているが、この日は特別に17時～21時まで夜間開放される。

355段目付近の踊り場には団子やススキを飾ってお月見の雰囲気を盛り上げている。なお、外階段を歩いて昇った人全員に「ノッポン公認昇り階段認定証」「オリジナル缶バッジ」をプレゼントする。通常の展望台料金(大人900円、小中学生500円、4歳以上の幼児400円・税込)が必要。雨天中止。

同じく同日、大展望台1階Club333特設ステージにて、名月と夜景と生演奏「Club333お月見LIVE」を開催する。出演は尺八奏者の田中黎山(たなかれいざん)氏、ピアノのワキマル・ジュンイチ氏、歌のTomoca氏。日時は9月8日、19時～19時45分、20時15分～21時。展望料金のみで鑑賞可能。

秋の名物企画「三陸・大船渡 東京タワーさんままつり」開催

東京タワーでは、9月8日以降もさまざまなイベントが開催される。時間、開催場所等多岐にわたるため、詳細は東京タワー公式ページを確認のこと。

9月13日開催の「瀬戸内フェア2014」は、中国・四国の8都市が共同で瀬戸内の魅力を発信する観光物産PRイベント。会場では歴史、文化、産業にまつわる体験ができるほか、特産・名産品セットを賞品とした「ご当地キャラ 瀬戸内じゃんけん大会」を開催。さらに、13日と14日の2日間、瀬戸内の果物をトッピングしたオリジナルパフェ(1日25食限定・450円・税込)などの販売も行われる。

9月17日には、椅子とテーブルで行う煎茶のお茶会「スカイチャカイ」を開催。23日には、炭火焼にした大船渡のさんまを3,333人に無償配布する「三陸・大船渡 東京タワーさんま祭り」を開催する。開催時間は9時30分～16時30分だが、当日7時30分から引換え時間が指定された引換券を配布する。引換券はなくなり次第終了。また「さんますり身汁」(2,000食限定・200円・税込)や「大船渡さんまバーガー」(1,000食限定・500円・税込)も販売される。

10月2日～31日には「ハロウィン東京タワー2014」を開催。廃虚をイメージした撮影コーナーが設置され、無料で借りられるハロウィーン衣装や小物をまとって記念写真が撮影できる。また、期間中の10月8日には満月の夜記念イベントとして、ピンク色のライトアップ「満月ダイヤモンドヴェール」が点灯する。

イベント開催場所は東京都港区芝公園4丁目2-8 東京タワー各所。