Q.自分は「よい夫」だと思いますか?

仕事が忙しく、家のことは妻に任せっきり。家族サービスの時間もなかなか取れずにいる。もっとよい夫にならないとなぁ……。今回は、マイナビニュース会員の既婚男性171名に「自分はよい夫だと思うか」聞いてみた。

Q.自分は「よい夫」だと思いますか?

はい 36.3%
いいえ 63.7%

Q.それはどうしてですか?

「よい夫」だと思う

■家事、子育てに協力的
・「子どもとよく遊ぶ」(49歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「家事、子育ても分業していると思うので」(35歳/電機/技術職)
・「洗濯を干したり家事を手伝うから」(44歳/医療・福祉/技術職)
・「子どもの面倒をよく見るので、奥さんは満足していないようですが」(45歳/その他/クリエイティブ職)
・「家での家事は片方の負担にならないように気をつけているから」(33歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

■妻を気遣っているから
・「無理なことは要求しないから」(51歳/情報・IT/技術職)
・「妻の言うことをよく聞く」(51歳/電機/技術職)
・「妻のスタイルに極力合わせているから」(33歳/機械・精密機器/技術職)
・「優しいから」(43歳/建設・土木/営業職)
・「相手のことを第一に考えるから」(38歳/人材派遣・人材紹介/営業職)

■浮気もギャンブルも酒もしない
・「浮気をしない」(59歳/ソフトウェア/技術職)
・「浮気や夜遊びをしないから」(25歳/農林・水産/技術職)
・「酒もたばこもギャンブルもしないから」(32歳/不動産/事務系専門職)
・「ギャンブルなどをしない」(54歳/電機/技術職)

■しっかり稼いでいる
・「高収入だから」(77歳/その他/その他)
・「ちゃんと働いているから」(27歳/金融・証券/専門職)

「よい夫」ではない

■家のことは妻に任せっきり
・「家事をほとんど手伝わない」(41歳/商社・卸/その他)
・「家庭を顧みず、家事も全くしていないため」(55歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「子育てに参加していなかったから」(59歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「子育てよりも自分のことを優先しているので」(32歳/機械・精密機器/技術職)
・「そんなに家族サービスもしないので」(28歳/情報・IT/技術職)
・「子供の学習など任せてしまっているので」(46歳/情報・IT/技術職)

■まだまだだから
・「自分ではまだまだだと思うから」(42歳/商社・卸/営業職)
・「まだまだ課題が多いから」(38歳/人材派遣・人材紹介/技術職)
・「まだまだやれる」(30歳/食品・飲料/技術職)
・「やはり足りてない部分があると思うから」(27歳/情報・IT/営業職)
・「まだまだ手伝えることはあるし、自分で自分のことをいい夫だ、なんていえるわけない」(32歳/不動産/専門職)
・「自分の足りないところをカバーしてもらって、逆に自分も相手の足りないところをカバーしあうため完璧ではないと思っているから」(31歳/情報・IT/技術職)

■仕事ばかり
・「出張ばかり」(30歳/機械・精密機器/技術職)
・「仕事しかしない 考え方が自分中心」(39歳/その他/販売職・サービス系)
・「仕事の方を優先するから」(27歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「趣味や仕事のことで、家庭を犠牲にした点はないとは言えないから」(54歳/電機/技術職)

■妻への配慮が足りない
・「妻への心配りが足りないと思う」(52歳/電機/事務系専門職)
・「妻の話を十分に聞いてやれなかったから」(57歳/商社・卸/事務系専門職)
・「妻よりも子供との時間が多い」(39歳/自動車関連/事務系専門職)
・「もっと妻を助けてあげないといけないけどできていないから」(31歳/食品・飲料/営業職)

■稼ぎが悪い
・「高給取りでもないので」(47歳/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「稼ぎが悪い」(33歳/情報・IT/技術職)
・「収入が少ない」(31歳/医療・福祉/専門職)
・「病気がちだし稼ぎが悪い」(47歳/ソフトウェア/経営・コンサルタント系)

■短気、わがまま
・「わがままだから」(29歳/商社・卸/事務系専門職)
・「自分の意見を押し付ける」(63歳/不動産/経営・コンサルタント系)
・「怒りっぽかったりする」(56歳/電機/技術職)
・「夫婦のケンカが多いから、子どもによくない」(45歳/医療・福祉/専門職)

■その他
・「浮気してる」(28歳/情報・IT/技術職)
・「妻の前ではぐうたらだから」(29歳/建設・土木/技術職)
・「趣味に結構なお金を使いたがるから」(55歳/その他/販売職・サービス系)

■総評
自分のことを「よい夫」だと思っている人は、わずか36.3%。既婚男性の半数以上が「よい夫とは言えない」と回答した。

よい夫としての自信は「家事育児への貢献度」からくるものが大きいよう。片方に負担が偏らないよう家事を分担している場合が多く、子育てにも積極的に参加しているとのこと。「家にいる時間はかなり少ないが、家事は1/4程度やっている」と、努力している男性もいるようだ。他にも、妻への気遣いや思いやり、高収入であることなどが「よい夫」である理由として挙げられていた。

一方「よい夫だと思わない」理由としては、「家庭をあまり顧みていない」というものが多かった。家事も子育てもほとんど手伝わず「家のことは妻に任せっきり」になっているよう。仕事人間だという人もおり、「夫として仕事以外のことをあまりしていない」という反省の声も寄せられた。

また、「稼ぎが少ない」ことがコンプレックスになっている男性もいるようだ。「収入が多い=よい夫」とは限らず、上で挙げたような仕事人間になってしまう危険もあるが、経済力に自信がないと、夫として、男としての自信が持てないのかもしれない。

よい夫としては「まだまだ課題が多い」という意見も散見された今回のアンケート。実際は「よい夫」であっても、謙遜している人が意外と多いのかも?

※写真と本文は関係ありません

調査時期: 2014年7月2日~2014年7月23日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性171名
調査方法: インターネットログイン式アンケート