佐藤二朗が主演を務める映画『幼獣マメシバ 望郷篇』(9月20日公開)の予告映像が4日、公開された。本記事では初出し写真を含む50点の厳選"マメシバ"と共に、予告映像の内容を紹介する。
本作は、『幼獣マメシバ』(2009年)、『マメシバ一郎』(2011年)、『マメシバ一郎 フーテンの芝二郎』(2012年)に続く人気シリーズの第4弾。YouTube公式チャンネルで公開されている"一郎"関連の動画再生数は累計150万を突破し、カレンダーも発売になるなど、多くの人に愛される豆柴犬・一郎が本作に帰ってくる。監督はシリーズを手がけてきた亀井亨氏が務め、原作・脚本は『猫侍』などで知られる永森裕二氏。主演も引き続き佐藤二朗が務め、高橋洋、竹富聖花、田根楽子、宍戸開などの俳優陣が脇を固めた。
元・ニート、現・旅人(自称)の40歳独身男・芝二郎(佐藤二朗)は、相棒のマメシバ一郎と共に、幼なじみのべーちゃん(高橋洋)と一郎の弟・マメシバ三郎の住む鯨露島を訪れる。ところが、三郎が何者かに連れ去られ行方不明に。二郎は失踪情報を求め聞き込みを開始するが、巫女の小梅(竹富聖花)から三郎が「幸運を呼ぶ柴犬」として住民からあがめ奉られていると知らされる。面倒に感じた芝二郎は、流れに身を任せることにしたが…。
今回の予告映像では、おなじみのマメシバ一郎のほかに、三郎も登場。一郎が三郎と勘違いされ、芝二郎が「三郎様ではないのですよ。一郎という」とつぶやくシーンをはじめ、三郎の拉致容疑者として、鯨露村長選挙に向けて野心丸出しの候補者、引きこもりの男、怪しい巫女、突如現れた謎の歌手、うさんくさい元占有屋、そして芝二郎の6人が紹介される。「やがて浮上する驚愕の真相」に続いて、島での大騒動ぶりが伝わる内容となっている。
今回掲載した50点の写真は、撮影現場での一郎と三郎の様子を撮影したもの。互いにじゃれあったり、スタッフに甘えたり、時には居眠りしたり。シリーズの人気をうかがわせる魅力が詰まっている。
(C)2014「幼獣マメシバ望郷篇」製作委員会