ソニーは9月3日(現地時間)、ドイツのベルリンで開催される「IFA 2014」のプレスカンファレンスにおいて、世界最薄・最軽量(※)の8型タブレット「Xperia Z3 Tablet Compact」を発表した。2014年秋以降に日本を含めたグローバル市場で順次発売する。
※7型以上9型以下のタブレットにおいて。Strategy Analytics社調べ。
Xperia Z3 Tablet Compactは、8型フルHD(1,920×1,200ドット)のトリルミナス for mobile液晶を搭載した、厚さ6.4mm、重さ約270gの薄型軽量タブレット。同時発表のスマートフォンXperia Z3、Xperia Z3 Compactと同様に、PS4のリモートプレイが可能となっている。
PS4のリモートプレイ機能は、PS4にXperia Z3 Tablet CompactをWi-Fiで接続し、ワイヤレスコントローラー「DUALSHOCK 4」を使ってプレイする。DUALSHOCK 4に同機を取り付けられるマウント「GCM10」も提供される。
オーディオ機能では、MP3やAACなどの圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリングするDSEE HX技術を新たにサポートした。ハイレゾ再生機能と周囲の騒音を約98.0%カットするデジタルノイズキャンセリング機能も搭載している(ともに要対応ヘッドホン)。
プロセッサは2.5GHz/4コアのSnapdragon 801、メモリが3GB、ストレージが16GB、OSがAndroid 4.4 (KitKat)。microSDカードスロット(128GBまで対応)、810万画素のリアカメラ、220万画素のフロントカメラを備える。通信機能はWi-Fi、NFC、LTE(4G)、TD-LTE(4G)などをサポート。インタフェースはUSB 2.0、Micro USB、MHL 3.0を利用できる。本体サイズはW213×D123×H6.4mm。内蔵バッテリーは容量が4500mAhで、最大13時間のビデオ再生が可能だ。白と黒のカラーバリエーションを用意する。