ASUSは現地3日、ドイツベルリンで開催される国際家電見本市に先立ち、同社初となるスマートウォッチ「ZenWatch」を発表した。リストバンドにステッチレザーを使用し、側面にローズゴールドのレイヤーを入れ、エレガントさを強調したデザインとなっている。販売価格は199ユーロ、日本円で約27,400円。

ZenWatch

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スマートウォッチは、スポーツ、健康管理に結びつく機能が多いことから、リストバンドにラバー素材が用いられ、また、それに似合ったデザインになることが多い。しかし、ASUSが発表したのは、エレガントさを強調したデザインのスマートウォッチだった。表面上のデザインだけではなく、文字盤のデザインも変更可能。その日の気分に合わせて、100種以上からを選べる。

機能面では、歩数計測、消費カロリー、アクティビティ持続時間、心拍計などの健康管理が可能。ASUS Wellness appを使えば、健康関連の統計を表示することができる。また、接続したスマートフォンの自動ロック解除、スマートフォンの置き忘れ防止、ディスプレイを手で覆うことで着信音のミュート化、スマートフォンのカメラを遠隔操作するリモート撮影、モニターに表示されたプレゼンテーション資料のプレゼンコントロールも行える。

主な仕様は以下のとおり。OSはAndroid Wear、プロセッサは1.2GHzの「Snapdragon 400」、RAMは512MB、ストレージは4GBのeMMC。タッチパネルはAMOLEDで、サイズは1.63インチ、解像度は320x320ピクセル(278ppi)。防水はIP55等級、Bluetoothは4.0対応。サイズ/重量(ストラップ含む)は50.6 x 39.8 x 7.9-9.4mm/75g。

(記事提供: AndroWire編集部)