ディスコ(東京都文京区)は、全国の主要企業1,097社、およびモニター学生1,248人を対象に、インターンシップ参加企業への採用選考応募状況調査を実施した。調査時期は、5月20日~28日(企業調査)と7月1日~7日(学生調査)。

今年度のインターンシップ実施状況

今年のインターンシップの実施状況について尋ねたところ、全体の40.0%が「実施する」と回答した。業界別では「金融」が52.1%と半数を超えている。「新規に実施」する割合が最も多い業界は「サービス業」だった。

インターンシップの目的を聞くと、「採用活動のための母集団形成」(65.4%)が最多で、採用スケジュールの変更を控え、より採用を意識したものへとシフトしていることがうかがえる。

インターンシップの目的

今年度のインターンシップで受け入れる人数について聞くと、前年度よりも「増やす」と回答した企業は45.9%と前年調査の2倍以上の結果となった。

インターンシップの実施時期について尋ねたところ、新規に実施する企業では、これまで実施が少なかった「秋季」「冬季」に実施する傾向にあることが明らかとなった(「秋季」36.0%、「冬季」40.8%)。また、期間は「1~2日間」(58.4%)という短期間が半数以上で、「できる範囲で始めよう」という傾向が読み取れる。

インターンシップの実施時期(予定)