ソニーモバイルコミュニケーションズは3日(ドイツ時間)、8インチタブレット「Xperia Z3 Tablet Compact」を発表した。厚みが約6.4ミリ、重さは270グラム。7-9インチのタブレットで世界最薄・最軽量だという。片手で快適に扱えるコンパクトなタブレットであり、ハイレゾ再生、PS4リモートプレイに対応するなどエンターテインメント機能に富む。OSはAndroid 4.4 (KitKat)。日本を含むグローバル市場に、2014年秋以降に投入される予定だ。
ディスプレイは、8インチ(1920×1200)のTRILUMINOS液晶。本体サイズは213×123×6.4ミリ。丸みのあるフレームと高剛性FRPパネルが一体成型されており、薄さと剛性を実現している。IP65/IP68相当の防水・防塵に対応。ボディカラーはブラックとホワイトの2色だ。
プロセッサは、MSM8974AC (2.5GHz、クアッドコア)で、メモリーは3GB。内蔵ストレージは16GB。microSDカードスロットを備える。無線機能は3G/LTE、Wi-Fi、Bluetooth、NFCに対応。カメラは810万画素のメインカメラと220万画素の前面カメラを装備する。内蔵バッテリーは容量が4500mAhで、最大10時間のビデオ再生が可能だ。
オーディオ機能は、対応ヘッドホンを接続してハイレゾ音源を簡単に楽しめるほか、MP3やAACなどの圧縮音源をハイレゾ相当の音質にアップスケールする「DSEE HX」、周囲の騒音を遮断するデジタルノイズキャンセリングに対応する。
PS4リモートプレイ機能を使うと、W-Fiを通じてPS4に接続し、ワイヤレスコントローラー「DUALSHOCK 4」を使って、Xperiaの画面でPS4のゲームを楽しめる。