アーバンリサーチは、同社が展開するアウトドア向けブランド「アーバンリサーチドアーズ」が主催する野外音楽フェスにて、トヨタ「プリウスPHV」の電気供給機能を使用する最新キャンプスタイル「エレクトリックキャンプ」の一般向け体験ツアーを実施した。

トヨタ「プリウスPHV」

「エレクトリックキャンプ」は、大自然の中で衣・食・住・遊を楽しめる音楽空間を提供するアーバンリサーチと、地球環境を意識したゼロエミッションの実現をめざすトヨタ「プリウスPHV」のコラボレーション企画。参加者は軽井沢駅からフェス会場となる群馬県嬬恋村まで「プリウスPHV」でドライブし、会場のオートキャンプ場で「プリウスPHV」を電源として使い、電化製品を使用したキャンプを体験した。こうした体験ツアーは業界初の試みだという。

参加したのは、応募総数約100組の中から選ばれた2組の家族。キャンプ場となるフェス会場に向かう途中、充電スタンド「G-Station」で充電を行い、モーターのみの走行も可能な「プリウスPHV」の環境性能を体感した。

キャンプ場では、「プリウスPHV」の高い給電性能を生かしたキャンプを実践。コンセントが搭載された自動車は数多くあるが、ほとんどは接続できる家電製品の消費電力に大きな制限があり、調理などには使えない。しかし、「プリウスPHV」では消費電力350Wの炊飯器でごはんを炊き、消費電力1,300Wのホットプレートでバーベキューを楽しむことが可能。その効果は簡単で安全なだけでなく、調理時間の大幅な短縮を可能にした。

アーバンリサーチ事業支援本部販売促進部、齊藤悟シニアマネージャーは「『新しい技術』と『エコ』という、いまの若い人にしっくりくるキーワードをかけ合わせた新しいキャンプができないかと思い、このエレクトリックキャンプの企画が持ち上がった」と、企画の背景を語った。トヨタマーケティングジャパンの齋藤隆幸氏も、「今回は2台での実施だったが、次回はもっと台数を増やして実施したい」と、アウトドアでの「プリウスPHV」の活用に意欲を見せた。