スズキは3日、同社の小型乗用車「スイフト」が、2004年の発売開始から9年9カ月となる2014年8月で、世界累計販売400万台を達成したと発表した。
スイフトは、同社が得意とする小型車作りのノウハウと、スタイリッシュなデザイン、楽しくスポーティーな走りへのこだわりや想いをこめた世界戦略車として、2004年11月に日本で生産・販売を開始。2005年にはハンガリー、インド、中国でも生産・販売が開始され、2010年の全面改良を経て、2012年3月からはタイでも生産・販売が開始されている。
インドにおいては、2005年の発売以来、ディーゼル仕様やセダンタイプを追加して全面改良を行うなど、経済成長に伴う市場拡大に合わせて着実に販売台数を伸ばしてきた。世界累計販売400万台の約半数はインド国内での販売が占め、続いて約19%が欧州、約11%が日本で販売されている。
スイフトは、日本をはじめ世界の国々で数多くのカーオブザイヤー賞を獲得するなどの高い評価を受けており、現在では世界8カ国で生産され、これまでに140以上の国と地域で販売されてきた。