JR東海は10月1日、東海道新幹線(東京都区内~大阪市内間)の普通車指定席で利用できる20枚セットの「新幹線回数券20」と6枚セットの「のぞみ指定席回数券」を統合し、新たに6枚セットの「新幹線回数券」として発売する。

東海道新幹線N700系

新たに発売する「新幹線回数券」は、東海道新幹線東京都区内~大阪市内「のぞみ」「ひかり」「こだま」の普通車指定席を利用できるきっぷ。発売額は8万2,140円で、1枚あたり1万3,690円になる計算で、現行の「のぞみ指定席回数券」より1枚あたり450円安い。

10月1日以降に通年販売され、年末年始やゴールデンウィーク、お盆期間を除いて通年利用できる。有効期間は発売当日から3カ月間。利用できない期間が有効期間内に含まれる場合は、その分だけ有効期間を延長する。同きっぷの出発駅と周辺のおもな駅、おもな旅行会社の支店・営業所にて取り扱う。

「新幹線回数券」の発売にともない、現行の「新幹線回数券20」「のぞみ指定席回数券」は9月30日をもって販売終了となる。これらのきっぷについては、10月1日以降も有効期間内はそのまま利用できる。また、「のぞみ指定席回数券」については、10月1日以降にJR東海の発売駅で「新幹線回数券」に買い替える場合に限り、残りのきっぷを手数料なしで払い戻す。