厚生労働省は3日、2014年6月分の被保護者調査の結果を発表した。それによると、6月時点の生活保護受給世帯は前月比1,321世帯増の160万4,414世帯となり、2カ月連続で過去最多を更新した。

一方、生活保護受給者数は前月比1,012人減の215万8,840人と、2カ月ぶりに減少した。

被保護世帯数及び被保護実人員(各月間)(出典:厚生労働省Webサイト)

世帯別に見ると、高齢者世帯(男女とも65歳以上の世帯、またはこれらに18歳未満の未婚者が加わった世帯)が全体の約47%に当たる75万3,055世帯(前月75万1,363世帯)でトップ。以下、その他の世帯が28万2,671世帯(同28万3,371世帯)、傷病者世帯が26万8,583世帯(同26万9,249世帯)、障害者世帯が18万3,899世帯(同18万3,418世帯)、母子世帯が10万8,026世帯(同10万7,872世帯)と続いた。