ログバーが、クラウドファウンディングサイト「Kickstarter」にて、支援者を募集した指輪型デバイス「Ring」について、支援者から不満の声が高まっている。度重なる出荷時期の延長やデザインの変更がその理由だ。
「Ring」は、同社が2014年3月から4月にかけてクラウドファウンディングサイト「Kickstarter」にて支援者を募っていた指輪型デバイス。内側に内蔵されたセンサーにより、指の動きを検知することで、日常生活の多くを指一本のジェスチャー操作で完結させることができるという。公開されているコンセプトムービーでは、指先のジェスチャーにより照明を点灯させたり、テレビの電源を入れたりしている様子が描かれている。
「Kickstarer」での目標資金調達額は、25万ドルを予定していたが、情報公開後1日半で目標額の25万ドルを達成。最終的な調達額は目標額を大きく上回る88万998ドルとなった。当初予定していた発送時期は2014年7月中だったが、8月末、9月末と相次いで延期を発表。また、「Ring」自体のデザイン変更も発表された。
こうした発表に対し、支援者たちは怒りや不満が爆発。「Kickstarter」の「Ring」プロジェクトページにある、コメント欄では返金を求める意見が多く投稿されている。ほかにも、「いつ出荷されるのか」や、「オリジナルデザインの方が好き。新デザインは安っぽい」といった意見もあった。
こうした騒動について、ログバーに問い合わせたが本稿執筆時点で回答は得られていない。
(記事提供: AndroWire編集部)