9月6日公開の映画『フルスロットル』の公開直前ゼロGアクション体験イベントが2日、東京・台場のお台場 デックス広場で行われ、お笑いコンビ、ダチョウ倶楽部の肥後克広、寺門ジモン、上島竜兵、パルクールパフォーマーのCORKY(コーキ/牧野晃樹)が出席した。

映画『フルスロットル』の公開直前ゼロGアクション体験イベントに出席した寺門ジモン(左から)、肥後克広、上島竜兵

昨年交通事故により不慮の死を遂げたポール・ウォーカーの遺作となる本作は、驚異の身体能力を持つ2人の男が、クールにスマートに画面狭しと暴れまくる無重力アクションムービー。本作では、特別な道具や物を使うことなく自然な形で表現されている新ジャンルアクション"パルクール"を使用して大きな話題を集めている。

そんな本作の公開を間近に控えたこの日のイベントに、ダチョウ倶楽部の3人が揃って登場。本作について寺門が「この映画はアクションが激しかったですよ。CGじゃなくて本当にやっていました! アクション映画は当たり外れがあるんだけど、これはこれは当たりでしたね」と絶賛すれば、リーダーの肥後も「最初から最後まで飽きずに見れました。最初にパルクールでクルクル回って掴みはOK! そこから面白い展開があって、最後はスッキリします!」とべた褒め。一方の上島は「出演者も個性的で良かったですよ! やっぱり主演のパルクール! えっ? パルクールいないの?」と足を止めた一般客を笑わせた。

また、同イベントには日本を代表するパルクールの達人、CORKYがスペシャルゲストとして登場。ダチョウ倶楽部を前にしてパルクールの技を披露し、それに触発されてかアクション芸人のダチョウ倶楽部もパルクールにチャレンジすることに。おなじみの誰がやるか決める時のギャグで上島が臨むことになるが、「ブラジルの人聞こえますか~?」とサバンナ、八木真澄のネタを披露しただけであえなく断念した。多くの一般客と報道陣に「どうもすみませんでした…」と謝罪しながら「絶対に無理だと思いましたよ」と降参宣言するも「パルクール芸人」と名乗ろうとしたが、CORKYから「ちょっとダメですね。もっと練習していただかないと…」と当たり前のようにダメ出しされていた。映画『フルスロットル』は、9月6日より新宿ピカデリーほか全国公開。