エレコムは2日、小規模オフィスやファイルサーバ向けに機能を絞ったLinux搭載NAS「NSR-MS2BLB」シリーズに、2TBモデルの「NSR-MS2T2BLB」を追加した。9月下旬より発売する。価格は68,688円。

NSR-MS2T2BLB

利用人数が50人以下の小規模オフィスなどに向けたNAS。高性能CPUと大容量RAMの搭載によって、リード最大102.43MB/s、ライト最大83.66MB/sでのデータ転送が可能。HDDはウエスタンデジタル製「WD Red」の1TBモデル×2台を内蔵する。

ActiveDirectoryに対応するので、複数のユーザーやグループを一元管理できる。最大ユーザー数 / 最大グループ数は300。RAID機能を標準で搭載し、対応RAIDモードはRAID 0とRAID 1。RAID 1はホットスワップに対応しているので、電源を入れたままHDDを入れ替えられる。自動でRAID環境の構築が可能な「intelligent NAS機能」も利用可能。データの暗号化にはAES 128bitを採用する。

別のNASにデータをバックアップできるレプリケーション機能に対応するほか、Amazon S3と連携してクラウド上にデータを保存することも可能。データの同期も行える。Macのバックアップ機能「Time Machine」にも対応する。

インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×1。ダイレクトコピーが可能なUSB 3.0ポート×1、USB 2.0ポート×1も装備。本体サイズはW135×D207×H97mm、重量は約2.1kg。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista(SP2) / 7(SP1) / 8 / 8.1、Windows Server 2003(SP2) / 2003 R2(SP2) / 2008(SP2) / 2008 R2(SP2)、Mac OS X 10.6~10.9(Intel CPU搭載機のみ)。

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