ファーストリテイリングは2日、2014年8月度の国内ユニクロ売上高(速報)を発表した。それによると、8月の既存店売上高は前年同月比3.8%増となり、2カ月ぶりに前年を上回った。
8月は、下旬に気温が下がったことにより、秋物商品の売れ行きが好調で、既存店売上高は増加したという。
直営店の売上高は前年同月比6.1%増、直営店とダイレクト販売(通信販売と法人向け販売の合計)の合計売上高は同6.2%増となり、ともに2カ月ぶりに増加した。
客数は、既存店が前年同月比9.9%減と7カ月連続の減少、直営店が同7.7%減と3カ月連続の減少、直営店とダイレクト販売の合計が同7.7%減と同じく3カ月連続で減少した。
客単価は、既存店が前年同月比15.1%増、直営店が同15.0%増、直営店とダイレクト販売の合計が同15.0%増と、いずれも11カ月連続の増加となった。
なお、既存店は前期期首から期末まで通年で稼働した店舗。直営店は既存店と前期末時点での稼働が1年未満の店舗、当期新規出店分の合計となる。