エプソンは2日、個人向けインクジェット複合機の2014年秋モデルとして、スタンダードモデル「EP-777A」およびベーシックモデル「EP-707A」を発表した。
発売は9月18日、価格はオープンプライス。店頭予想価格はEP-777Aが20,000円台中盤、EP-707Aは10,000円台後半。
両機とも普及帯の低価格モデルながら、液晶の操作パネルを装備。EP-777Aは2.7型の液晶タッチパネル、EP-707Aは1.44型のカラー液晶を搭載し、操作は本体のボタンでおこなう。給紙機構はフロントトレイを採用。給紙容量は普通紙で100枚、ハガキは40枚となる。
スマートフォンとの連携はモバイル向けアプリ「EPSON iPrint」、AirPrint、Google Cloud Printに対応。プリンタ本体への用紙情報登録もサポートしており、メモリカードやEPSON iPrintから印刷する際には用紙情報が反映される。また、カメラで撮影した画像を綺麗に補正する「EPSON カメラでコピー」も利用可能だ。
プリントエンジンは上位モデルと同等であり、解像度は5,760dpi、ドロップサイズは最少1.5plの性能を備える。ただし、EP-707Aは自動両面印刷機構は装備していない。インクはシアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、ライトシアン、ライトマゼンタの6色構成で、カートリッジは80/80Lを使用する。ヘッドは各色180ノズル。L判カラーフチなし印刷の公称プリントスピードはEP-777Aが約17秒、EP-707Aが19秒。一方のスキャンエンジンは解像度1200dpi。センサーはCIS方式を採用している。
インタフェースは両機ともUSB2.0とIEEE802.11bgnを装備。無線LANはWi-Fi Directと同時に使用が可能で、Wi-Fi Directでは4台までの接続が行える。サイズはEP-777AがW390×D 341×H138mm。重量は約6.4kg。EP-707AがW390×D338×H163mm。重量は約5.9kg。