メディケア生命保険は9月2日、「イマドキの女子の結婚と結婚式に関する調査」の結果を発表した。調査は8月8日~17日、モバイルリサーチで20~39歳の未婚女性1,000名の有効サンプルを集計した。

「結婚式・披露宴」をどうとらえている?

自分にとって、結婚式・披露宴とは何かを聞いたところ、最多回答は「お披露目の場(親戚・会社関係などに)」(41.4%)で、次いで「感謝を伝える場(友人や家族などに)」(34.7%)、「家族になることのけじめ・決意を示す場」(33.6%)が続いた。

「結婚式・披露宴とは何か」

年代別にみると、20代と30代の間で最も差が大きかったのは「夢・憧れ」(20代35.6%、30代18.6%)で、20代のほうが17.0ポイント高くなった。また、「単なる儀式・慣習」(20代21.2%、30代29.6%)は、20代よりも30代のほうが割合が高く、30代は20代に比べ、結婚式や披露宴を通過儀礼と考えている人が多かった。

結婚披露宴での残念な経験

披露宴に参加した経験のある人(724名)に、これまでに参加した披露宴で、残念に思ったことについて聞いたところ、会場に関する項目では、「料理の質が悪い」(19.2%)が最も高い割合となった。

「これまでに参加した披露宴で、残念に思ったこと」

他に最も回答が多かったものとして、演出に関しては、「ハメを外し過ぎた余興(下ネタなど)」(21.5%)、列席者に関しては「延々と続くスピーチ」(23.5%)、引き出物に関しては「持ち帰るのに苦労する量・重さの引き出物」(20.2%)が、それぞれ挙がった。

また、「新郎・新婦の度を越したラブラブっぷり(いちゃつく、プロポーズの再現、など)」(7.9%)、「新郎・新婦の失態(酔いつぶれる、けんかする、マナーが悪い、など)」(7.3%)といった"残念な新郎・新婦"や、「新郎・新婦の恋愛遍歴を暴露する列席者」(9.7%)や「アタックがしつこい新郎側の友人」(6.8%)といった無茶な行いをする列席者に遭遇した人もみられた。

さらに、「遠慮して誰も取らず、新婦が投げたトスブーケが床に落ちる」(4.3%)といった、まさに残念な場面を経験した人もいたようだ。

結婚式・披露宴で余興を盛り上げてほしい有名人は?

結婚願望のある人と、結婚してもしなくても良いと回答した人(890名)に、自身の結婚式・披露宴で、余興を盛り上げてほしいと思う有名人を聞いたところ、1位は「明石家さんま」さん(37件)、2位は「香取慎吾」さん(26件)、3位は「山崎弘也」さん(25件)だった。

「自身の結婚式・披露宴で、余興を盛り上げてほしいと思う有名人」

また、自身の結婚式・披露宴で、生歌を聴けたら感動するアーティストを聞いたところ、1位は「安室奈美恵」さん(39件)、2位は「福山雅治」さん(32件)、3位は「コブクロ」(29件)となり、上位には、結婚式の定番ソングと言える曲を持ち歌のひとつとしているアーティストが並んだ。

「自身の結婚式・披露宴で、生歌を聴けたら感動するアーティスト」