コニカミノルタプラザ(東京都・新宿)では9月30日~10月20日まで、特別企画展「ヤングクリエイターズ・アニメーション展 featuring 多摩美術大学グラフィックデザイン学科」を開催する。
世界四大アニメフェス入選作品も
多摩美術大学 美術学部 グラフィックデザイン学科は、昨年秋に開催された世界四大アニメーションフェスティバルのひとつ「オタワ国際アニメーションフェスティバル」にて、初出場で「最優秀アニメーションスクール賞」を獲得した。同展では同大学協力のもと、国内外の映画祭で数々の入選・入賞を果たした作品群をはじめ、若手クリエイターたちが手掛けた映像作品を合計10作品公開する。
展示内容は、第19回学生CGコンテスト最優秀賞の「Airy Me」(久野 遥子さん/5分52秒/2013年制作)、東京国際アニメーション映画祭2014短編部門ノミネート作品の「Waiter」 (山田 遼志さん/8分51秒/2013年制作)、オタワ2013ならびにザグレブ国際アニメーションフェスティバル2014学生部門入選の「祝典とコラール」(中内 友紀恵さん/5分10秒/2012年制作)など。また、映像だけではなく、原画やアイデアノート等の実物も展示する。
さらに10月4日には、出展作家たちと同展の監修者である野村辰寿氏(アニメーション作家/多摩美術大学 美術学部 グラフィックデザイン学科 准教授)によるトークセッション「クリエイターズ・トーク」(14:00~15:00)を開催。トークセッションでは、展示作品の魅力や制作秘話、今後のアニメーション界の展望などについて語るという。
会期は9月30日~10月20日。会期中無休。開館時間は10:30~19:00(最終日のみ15:00まで)。入場料無料。