俳優の唐沢寿明が、8月31日に放送された日本テレビ系トーク番組『おしゃれイズム』(毎週日曜22:00~22:30)に出演し、ブレイクのきっかけを明かした。
今月6日に公開される映画『イン・ザ・ヒーロー』の宣伝をかねて同番組に出演した唐沢。多くの人に知られる存在になった作品として、鈴木保奈美が主演を務めた1992年の人気ドラマ『愛という名のもとに』(フジテレビ系)を挙げ、「あとで聞いたら面白い話で」と起用されるきっかけを明かした。
出演が決まる前、唐沢は『笑っていいとも!』(フジテレビ系)に出演したことがあった。「そんなに有名じゃなかったのに、なぜか出てくれって言われて」と疑問を抱きながら、舞台の稽古中だったことからTシャツにジャージ姿で出演。それを見た司会のタモリから「やる気ない…」と言われ、大事な舞台が控えていたため「こんなことやってる場合じゃない」と延々と訴えたという。
それが同局のプロデューサーの目にとまり、「こいつ変わってるけど、いいんじゃない?」と起用が決定。周知のとおり、その後は日本を代表する名優の道を歩むことになる。ターニングポイントがどこにあるのか「全然わからない」という唐沢。「めちゃくちゃやる気なかったからね」と当時を懐かしそうに思い返していた。