LIXILはこのほど、「玄関と玄関リフォームに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、築10年以上の持ち家、一戸建て居住の40~60代男女を対象として8日に実施。900名の回答を得た。
8割が「玄関は家の顔」と考えている
「自宅玄関に対する周りからの目をどの程度気にするか」を聞いたところ、「とても気になる」が8.8%、「やや気になる」が43.6%と、合わせて約半数の人が「気にする」と回答。また、「自分が友人宅に訪問した際、玄関をどの程度気にするか」という質問には、「とても気になる」が7%、「やや気になる」が43.4%で、来客時同様、約半数の人が玄関を気にしていた。
また、「玄関についての考え方」を聞いたところ、「玄関はその家の第一印象を決める」と考えている人は約80%にのぼった。さらに、「玄関が古びているとその家全体が古びているように感じる」は77.1%、「玄関を新しくすると気分も変わりそうだ」は75.8%となり、玄関が印象を変える重要な存在である認識を持っていることがうかがえた。
自分の家の玄関に「自信がない」人は約6割。玄関ドアの掃除は半年に1回
「(自宅の)玄関の見た目について、自信があるか」を聞いたところ、「自信がある」は3.1%、「まあ自信がある」は38.1%だった。一方で、「あまり自信がない」「自信がない」と答えた人は約60%となり、快く人を招き入れられる玄関とはいえない家庭が多い実態が明らかになった。
家の顔ともいえる「玄関ドアの掃除頻度」を聞いたところ、「年5回以上」が29.0%、「年3~4回」が18.3%、「年1~2回」が38.8%、「それ以下」が9.8%、「掃除したことがない」が4.1%となり、約半数が半年に1回以下だった。
玄関ドアを全く掃除したことがない夫婦の円満率は、わずか3.4%!
「玄関ドアの掃除頻度と夫婦円満度」について調べたところ、「年1~2回」の掃除をする夫婦の円満度が約40%と最も高く、「年5回以上」が約30%、「年3~4回以上」が約20%となった。「全く掃除したことがない」夫婦の円満率はわずか3.4%に止まった。
また、「いずれリフォームしたい箇所」に関する質問では、1位が「外観・屋根」。以下、2位が「浴室」、3位が「キッチン」と水回りが続いた。一方で、夫婦の円満度との関係を調べたところ、「玄関」のリフォーム意欲が高い人は、浴室・キッチンに比べ夫婦円満度が最も高いことがわかった。