東京急行電鉄とリクルートライフスタイルは、来店ポイントサービス「ショプリエ」を活用した地域活性化実証実験を武蔵小杉駅周辺エリアで開始した。

東急電鉄の武蔵小杉駅

「ショプリエ」は、対象店舗に入店したり対象商品をスキャンするなどでリクルートポイントが貯まるスマートフォンアプリ。今回の実験では、東横線・目黒線武蔵小杉駅構内、武蔵小杉東急スクエア内、武蔵小杉東急ストアの店内に情報端末と音声端末を設置し、「ショプリエ」ユーザーに向けて情報配信を行う。

情報配信には、iOS7に標準搭載された新技術「iBeacon」を活用。正確な位置情報に応じたお得な情報をリアルタイムで配信するほか、来館者の動向や行動を分析し、効果的な販売促進活動に役立てるとともに、同エリアのさらなる活性化につなげるねらいがあるという。オンラインから実際の店舗へ消費者を誘導するための取組み「Online to Offline(O2O)」のサービス実験として実施する。

実験期間は9月30日まで。期間中は情報配信に加え、武蔵小杉東急スクエア内の対象店舗を回ると最大600ポイントが貯まる「チェックインマラソン」、武蔵小杉東急スクエア内の対象店舗で利用できるクーポンをスマートフォンに配信する「スペシャルクーポン祭り」も同時に実施する。