「ハードロックカフェ」は7月1日から9月30日まで、「ワールドバーガーツアー」を開催している。同店は、日本国内で6店舗、世界55カ国で140店舗を展開しているアメリカンレストラン。同キャンペーンでは、本来は海外の各店舗限定で販売している"ご当地バーガー"を日本の店舗で期間限定販売する。
7月の第1弾ではパリ店の「ダックコンフィ サンドウィッチ」、8月の第2弾ではホノルル店の「レジェンダリーホノルルバーガー」などを提供してきた同キャンペーン。9月1日からは、その最終シリーズ・第3弾となる6種類のハンバーガーが各店舗で1種類ずつ販売される。試食会にて一足先に味わってきた、「ワールドバーガーツアー」第3弾のおいしさをお伝えしよう。
世界の味がパテやバンズとマッチ!
まずは東京店で販売する「レジェンダリーピザバーガー」(アメリカ・ニューヨーク店限定)から頂いてみよう。
ピザソースを塗ったパテに加えて、マッシュルーム、ペパロニ、プロボローネチーズを挟んだ「レジェンダリーピザバーガー」。かぶりつくと、広がる風味はピザそのもの! ピザソースのトマト風味と、ペパロニの塩味が効いている。
ジューシーで食べごたえのあるパテはピザ風の味わいに負けない存在感で、まさにピザとハンバーガーの"良いとこどり"をしたような1品だ。
続いて、上野駅東京店で販売する「レジェンダリーファフィータバーガー」(エジプト・ナブク店限定)。ワカモレやサルサ・ロハといったメキシコ風の調味料を具材とともにサンドしており、オニオンのみずみずしさと食感が新鮮な味わいだ。サルサに効かせたトウガラシやコリアンダーのスパイシーさが、爽やかなアクセントになっている。
横浜店で販売する「レジェンダリーA1バーガー」(アメリカ・サンディエゴ店限定)には、イギリス生まれのさっぱりとしたステーキソース「A1ソース」を使っている。ザクザクとしたフライドオニオンの食感が楽しく、豪快な味わいだがあっさりと食べられるハンバーガーだ。
大阪店の「レジェンダリータイグリーンカレー」(タイ・バンコク店限定)は、グリルしたナスとフレッシュバジルがさっぱりとした味わい。青トウガラシとバジル、ココナツミルクで作ったというグリーンカレーペーストはさわやかな辛味と香りで、ジューシーなパテとのコンビネーションも抜群だ。
ユニバーサル・シティウォーク大阪店で販売する「レジェンダリーサテバーガー」(シンガポール・シンガポール店限定)は、シンガポールの代表的な料理「サテ」をアレンジしたハンバーガー。パテに塗ったサテソースは、チリペーストにクミン、ターメリックをブレンドしたカレー風味。細かく砕いたピーナツが食感と風味にアクセントを加え、シンプルながら飽きのこない味わいだ。付け合わせには、フレンチフライに加えてレッドオニオンとキュウリが付く。
最後は福岡店の「レジェンダリーカラカスバーガー」(ベネズエラ・カラカス店限定)。ベーコンにモッツァレラチーズ、アボカドの輪切りに加えて、ディル(ハーブの一種)とチキンをオニオン、マヨネーズ、レモンジュースなどとあえた"ディルチキンサラダ"がパテと共にサンドされている。モッツァレラチーズやアボカドはまろやかな味わいで、ディルチキンサラダのすっきりとした香りとベーコンの香ばしさがアクセントに。優しい味わいのハンバーガーだ。
以上の6品が、「ワールドバーガーツアー」第3弾の品々となる。どれも"メキシコ風"や"グリーンカレー風"といった特徴的な味わいながら、ジューシーなパテやふっくらしたバンズと見事にマッチしていた。
今だけ国内で味わえる、遠く離れた国の"ご当地バーガー"は、店舗によって種類もそれぞれ。近くに立ち寄ることがあれば、ぜひ召し上がってみてはいかがだろうか。なお、「ワールドバーガーツアー」メニューの価格は各1,890円(税・サービス料別)となる。