マウスコンピューターは29日、同社のゲーミングPCブランド「G-Tune」の新製品として、「Oculus Rift」コンテンツ開発者向けPCの販売を開始した。かねてよりOculus Rift普及に積極的に取り組んできた同社が、パーソナルVR開発者団体「OcuFes」監修のもと、ついにOculus Rift開発者向けPCの製品化を実現した。直販価格99,800円からラインナップを用意する。

G-Tuneにて、ついに「Oculus Rift」コンテンツ開発者向けPCが登場

OcuFes監修のもと製品化した、Oculus Riftコンテンツ開発者向けのBTOパソコン。最新のOculus Rift Development Kit 2(DK2)の使用に適したマシン構成が特徴で、DK2向けコンテンツを「Unityベースで開発されたコンテンツ」と、「Unreal Engine4で開発されたコンテンツ」の二種類に分類し、それぞれのコンテンツを体験した場合にDK2の性能を最大限活用できる複数の製品ラインナップをそろえている。

Oculus Rift Development Kit 2

ラインナップの一例として、Unityベースのコンテンツにおいて75FPSでの体験が期待できる製品として、G-Tuneの「NEXTGEAR-MICROシリーズ」より、Intel Core i7-4790QM、8GBメモリ、500GB HDD、NVIDIA GeForce GTX 760、80PLUS BRONZE認定取得700W電源、Windows 8.1 Updateをプリインストールした「NEXTGEAR-MICRO im550SA5-OCUF」が99,800円(税別/直販価格)。

Unreal Engine4ベースのコンテンツにおいて75FPSでの体験が期待できる製品例としては、G-Tuneの「NEXTGEARシリーズ」より、Intel Core i7-4790K、16GBメモリ、500GB HDD、NVIDIA GeForce GTX 770、Intel Z97 Expressチップセット、DVDスーパーマルチドライブ、80PLUS BRONZE認定取得700W電源、Windows 8.1 Updateをプリインストールした「NEXTGEAR i640GA4-OCUF」が99,800円(税別/直販価格)。

FPS計測では、Unityベースのコンテンツとしては「Titans of Space」(DirectMode)を、Unreal Engine4ベースのコンテンツとしては「Couch Knights」(ExtendMode)を使用。測定環境はOculus Rift DK2(Oculus SDK 0.4.1)。

ほか製品ラインナップはこちらの同社サイトを参照。