タレントの河北麻友子が28日、都内で行われた舞台『つかこうへいダブルス2014』「新・幕末純情伝」の公開稽古に、共演者の神尾佑、細貝圭、早乙女友貴、広海深海とともに登場し、報道陣の取材に応じた。
『つかこうへいダブルス』は、2003年に筧利夫と広末涼子が「幕末純情伝」と「飛龍伝」の2本立てで主演を務めた舞台。河北は、11年ぶりに広末以来の連続ヒロインとして、「新・幕末純情伝」の沖田総司役と、「広島に原爆を落とす日」の大日本帝国敗戦処理班の原爆投下ボタンを押させる女という役柄を演じる。舞台は、29日から9月14日まで東京・世田谷区のシアタートラムで上演。
本作が初舞台となる河北は、「悔いがないように全力で頑張りたいなと思います。緊張して今も吐きそうなんですけれど、一生懸命死ぬ気でやります」と意気込みを語った。双子の広海深海も、「私たち、まさかの麻友子ちゃんと楽屋が一緒なんですけれど、毎回、稽古をしている時に(河北が)『ああ、もう吐きそう』って言いながら、命がけで頑張っているので、見てくださったらいいなと思います」とアピールした。
坂本龍馬役の神尾は、以前、桐谷美玲が沖田総司を演じた同舞台でも龍馬を演じていたが、「桐谷さんが演じた沖田総司との違いは?」と聞かれると、「性格的に河北ちゃんはすごく勝ち気。負けたくないみたいな闘士があるので、その辺が桐谷さんとは違うところかな。グイグイくる闘争心が感じられます」と河北版・沖田総司の見どころを語った。
また、稽古中の河北については「予想以上にアメリカ人でびっくり。リアクションがウップスみたいな。わかった?って聞くと、普通はわかりましたっていうのに、オッケーみたいな感じです(笑)」と明かすと、河北は「うそー全然気づかなかった~!」と驚きのリアクション。さらに、広海深海が「楽屋ですっごいビーフジャーキー食べてるよね。稽古場でも、ずっとビーフジャーキーを食べてるから、今からチューするのに大丈夫なの?みたいな」「さっきは(弁当を食べずに)ケンタッキー食べてたよね」と次々、暴露すると、河北は「もう本当にイメージ悪いからやめて~(笑)」と阻止して、会場の笑いを誘った。