JAFはこのほど、「ドライブ旅行に関するアンケート」を実施し、その結果を発表した。ドライブ旅行の際、負担に思うものについて聞いたところ、1位が「高速道路・有料道路通行料」で76.2%、2位が「ガソリン代」で69.5%となった。
このアンケートは、7月25日から8月17日までの期間、JAF会員を対象にインターネットで調査を行ったもの。1万2,826件の有効回答が得られた。
ドライブ旅行の頻度は2~3カ月に1回が28.7%で最も多く、1カ月に1回程度も25.5%と多かった。反面、「ほとんどしない」との回答も6.9%あった。宿泊ドライブについては1年に1回程度が28.8%で最も多かった。1人あたりの予算は、日帰りでは5,000円程度、宿泊ドライブでは2~3万円程度がそれぞれ1位だった。
一緒にドライブ旅行に行く人は家族が55.2%で最も多く、配偶者・パートナーが51.6%で2位だった。「ひとり」との回答も11.7%あり、少人数でドライブをする人が多いことがわかった。ドライブ旅行の際に負担に思うものについては、1位が「高速道路・有料道路通行料」で76.2%、2位が「ガソリン代」で69.5%だった。3位は宿泊施設代で47.7%、4位以下はいずれも20%以下となっており、有料道路料金とガソリン代が突出して高い比率となっていることがわかった。
JAFは従来から有料道路の料金割引施策の実施や、自動車ユーザーのみの負担となっている道路整備費用、ガソリン税を含む自動車関連税制の軽減について、関係省庁に提言・要望活動を行っている。今回のアンケート結果でも、それらの実現がドライバーの負担を軽減し、ドライブ振興につながることが浮き彫りとなった。