国土交通省が推奨し、水辺の新しい活用を創造する「ミズベリング・プロジェクト」は27日、「ミズベリングストアー月待つ水辺ー」を日本橋三越本店にオープンした。同店本館7階「Hajimarino cafe」(はじまりのカフェ)と協力したポップアップストアで、期間は9月2日まで。
日本の文化に水辺を組み合わせる
同ストアは、日本橋三越本店全館で開催している催し物「月待ち講」と連動してオープン。「1人で楽しむ」「2人で楽しむ」「みんなで楽しむ」の3つのシーンで、日本の伝統的な文化に水辺を組み合わせた提案をしており、それぞれのシーンに合わせて日本橋三越本店が商品を選んだ。書籍、リビング雑貨、服飾雑貨などの計約230品がそろっている。
開催の背景には、水辺の美しいまちづくりを目指して規制緩和が進み、市民や民間の力を生かそうとする動きの存在があるという。同プロジェクトは、水辺ににぎわいを生むムーブメントを起こす活動のひとつとして、同ストアをオープンしたとのこと。水辺のある暮らしに触れるきっかけを提供している。
限定販売の手ぬぐいも
会場でまず目に入るのは、「1人」「2人」「みんな」というそれぞれの楽しみ方を提案したディスプレイ。水辺の活用法について、「こんな楽しみ方があったんだ」と知ってほしいという願いが込められているという。「1人」では自転車に乗るシーン、「2人」では水辺に旅行のシーン、「みんな」ではにぎやかなアウトドアのシーンを想定している。
ディスプレイの後ろには、書籍や植物、食品、お酒、アウトドア用品まで、様々な商品が並べられていた。全て購入可能だという。今回のストア限定で、ミズベリング・プロジェクトと東京・日本橋の戸田屋商店とのコラボレーション手ぬぐいも販売されている。幅広い年齢層に向けた展開になっているとのこと。
場所は、日本橋三越本店本館7階「Hajimarino cafe」(東京都中央区日本橋室町1-4-1)。時間は10時~19時となっている。詳細は、同イベントWebサイトで確認できる。