リース事業協会は28日、2014年7月のリース統計を発表した。それによると、7月のリース取扱高は前年同月比5.7%減の3,390億8,690万円となり、4カ月連続で前年を下回った。件数は同3.7%減の14万8,624件で、3カ月連続のマイナスとなった。

リース取扱高の推移

機種別に見ると、事務用機器が前年同月比3.5%増の375億1,460万円、輸送用機器が同7.3%増の542億7,630万円と、ともにプラスに転じた。

一方、情報通信機器は前年同月比9.9%減の958億4,270万円、産業機械は同18.5%減の346億7,370万円、土木建設機械は同25.7%減の90億160万円、医療機器は同7.3%減の170億6,000万円と、それぞれ4カ月連続のマイナス。また、工作機械は同25.2%減の61億2,280万円、商業およびサービス業用機器は同3.1%減の541億9,700万円と、2カ月ぶりのマイナスに転じた。

2014年4月~7月累計のリース取扱高は前年同期比15.8%減の1兆3,316億円、件数は同0.6%減の62万4,341件となった。

2014年7月現在の調査対象は216社。