リクルートジョブズは、20代後半・未婚女性1,000名と、30代・既婚女性1,000名を対象に「結婚後のライフスタイル」に関する調査を実施した。調査期間は7月15日・16日。
結婚後のライフスタイルに具体的にイメージある人は26%
同調査では、事前に「いずれは結婚したい」と回答した未婚女性に対し、結婚後のライフスタイルについて具体的なイメージがあるか調査を行った。「具体的にある」と答えた女性はわずか26%で、74%の女性は結婚願望はあるものの、結婚後のライフスタイルのイメージを持っていないことが明らかとなった。
そこで、結婚後のライフスタイルについて、20代未婚女性のイメージと、30代既婚女性の実態を比較する調査を行った。まず、「時間の使い方」について、20代未婚女性に(結婚前と比べて)大きく変わると思うか尋ねたところ、95%が「そう思う」と回答した。20代未婚女性は「趣味にかける時間」や「習い事や勉強にかける時間」など、自分自身にかけられる時間が「減る」と予想する人が多い。「睡眠の時間」が減ると予想する女性も半数を超えている。
一方、30代・既婚女性に実態を聞いたところ「趣味にかける時間」については41%が減ったと回答したものの、「増えた」という回答も29%と約3割を占めた。「習い事や勉強にかける時間」および「睡眠時間」については、どちらも「変わらない」という声が多数派。「仕事にかける時間」は、「減った」が60%で、結婚後は勤務時間を見直す傾向があることがわかる。
結婚後の「お金の使い方・貯め方」は大きく変わると思うか20代未婚女性に尋ねたところ、94%が「そう思う」と回答した。具体的に「世帯収入」「世帯支出」「貯蓄額」について20代未婚女性と30代既婚女性を比較したところ、「世帯収入」は予想よりも少なく、「世帯支出」は多かった。「貯蓄額」も、実際は予想より約4万円ほど少ない「平均10万6,668円」となっている。
20代未婚女性に、結婚後も仕事を続けたいと思うか尋ねたところ、79%が「続けたい」と回答した。30代既婚女性も「結婚する前から、仕事を続けたいと思っていた」と76%が回答していることから、多くの女性は、結婚後も自ら働くことを望んでいるようだ。