日本郵政グループは27日、アメリカンファミリー生命保険(アフラック)が日本郵政グループ向けに開発した新たながん保険「新 生きるためのがん保険 Days(JPオリジナルプラン)」を、2014年10月1日から販売すると発表した。

新商品は、アフラックの既存商品から、手術や放射線治療などの保障を削ったり入院給付金を引き下げたりすることで、保険料をこれまでの半分程度に抑えたもの。日本郵便およびかんぽ生命保険にて販売する。

がん治療に対する基本保障を備えており、一時金は入院・退院のみならず、治療費以外の様々な費用として自由に使用できる。また、3大治療(手術・放射線治療・抗がん剤治療)のための通院も日数無制限で保障するほか、経済的な負担が大きい抗がん剤治療を受けた際にも、治療を受けた月ごとに給付金を受け取ることが可能という。

保障内容(仕組図)(出典:日本郵政Webサイト)

1カ月当たりの保険料(個別取扱、終身払(抗がん剤治療特約は10年更新)の場合)は、30歳男性が1,578円、同女性が1,645円、50歳男性が3,881円、同女性が3,186円などとなる。

初めて「がん」「上皮内新生物」と診断された際の一時金は、「がん」(1回限り)の場合は100万円、「上皮内新生物」(同)の場合は10万円。「がん」「上皮内新生物」の治療目的で入院した際の入院給付金は、1日につき4,000円となる。