恵比寿鯨祭実行委員会は9月4日~10日に、「恵比寿鯨祭(えびすげいさい)2014」を東京都渋谷区恵比寿にある14の飲食店で開催する。
「GEI-1グランプリ 2014」も開催
「恵比寿鯨祭」は、調査捕鯨された鯨をおいしく独創的な鯨料理として提供することで、日本古来の食文化である鯨食を広く伝えることを目的としている。昔から「恵比寿様は鯨の化身」と考えられており、日本各地で鯨は「えびす」と呼ばれていたことから、街おこしの一環として開催する。
期間中は、恵比寿の人気飲食店全14店舗が鯨のオリジナルメニューを開発し、各店舗ごとに提供する。参加する店舗のジャンルは、ダイニングバーやビストロ、和食、スペインバル、焼鳥屋、フレンチとさまざま。昨年準グランプリを獲得した長崎ちゃんぽんの店「どんく」は、今年も参戦する。
和食の「やまびこ」では和風の鯨のステーキを提供。魚料理の「魚BAR一歩」では鯨のユッケを、カレー店「吉柳文化倶楽部」では鯨の竜田揚げをのせたオリジナルカレーを用意する。フレンチの「サリーヴ」では低温のオイルでじっくり火を通した鯨の冷製コンフィーを仕込むという。
全参加店舗のオリジナルメニューの中から、味や独自性、技術力など、総合的に評価を行い、グランプリを決定する「GEI-1グランプリ 2014」も行う。特別審査員として、フードクリエイターの園山真希絵さんも参加。結果は9月12日に公式サイトで発表する。
詳細は、公式サイトおよび、公式Facebookでも公開する。